shuhei's lab

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Amazon Linux 2 についてメモ

仕事でEC2使うときにAmazon Linuxって2が発表されたんだよなーと思ってちょっと調べてみました。

Amazon Linux 2 とは

公式から概要部分を引用。

Amazon Linux 2 LTS Candidate は、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) で使用する Amazon Machine Image (AMI) として提供されます。また、Docker コンテナイメージとして提供されるほか、VMwareOracle VM VirtualBoxMicrosoft Hyper-V の仮想化ソリューションで使用する仮想マシンイメージとしても提供されます。仮想マシンイメージは、オンプレミスでのデプロイとテストに使用できます。Amazon Linux 2 は Amazon EC2 の最新の機能をサポートしており、AWS と簡単に統合できるパッケージが含まれています。Amazon Linux 2 のセキュリティアップデートとメンテナンスアップデートは継続的に提供されます。

2018/06/18現在は 「Candidate 2(リリース候補版)」となっているので最終版ではない。

メリット

  • EC2だけでなくオンプレでも使える
  • DockerやVirtualBoxVMWareでもイメージとして使える
  • 長期サポート
  • Candidate から 最終LTSビルドへのローリングアップデートが可能

デメリット

  • ノウハウが少ない(AL2として)
  • まだリリース候補版

現行Amazon Linux との比較

Amazon Linux Amazon Linux 2
OS RHEL6ベース RHEL7ベース
initデーモン Upstart systemd
ファイルシステム ext4 xfs
オンプレで使えるか 不可 可能
サポート 定期的なセキュリティアップデートがAmazon Linux 2の最終LTSビルドから2年間提供される セキュリティアップデートとバグ修正を 5 年間提供する長期サポートが付属
Amazon Linux 2へインプレースアップグレード 不可 -
Amazon Linux 2へローリングアップグレード 不可 -

まとめ

おそらくもう少しで正式版が出ることと現行Amazon Linux のサポート期間考えると、これからサービスを開発していく場合にはAmazon Linux2でいい気がする。
デメリットについてはRHEL7ベースで学習しながらやればなんとかなりそうだし、最終LTSビルドへのローリングアップデートも可能なのであまり問題にならなそう。

参考